37:老化を進める頭痛のお話

 

慢性的な頭痛もちの方で痛み止めの薬を日常的に飲む人は多いと思います。そんな痛み止めの薬は、老化に関係する「メラトニン」という物質を日常的に減らすため、結果的に慢性頭痛もちの方ほど老けやすくなります

では、その方達の頭痛の原因とは、どのようなものがあるでしょうか。これまでの慢性頭痛でお悩みの方からみると、その原因の多くは次の3つが挙げられます。

 

慢性頭痛の原因

1)血液の汚れから血流が悪くなる頭痛
血液の汚れから慢性頭痛になりやすい方は、「肩が凝りやすい」「浮腫みやすい」「冷えやすい」といった血行不良の症状もみられますので、そういった不調との組合せでも、血液汚れが原因と考えることが出来ます。
また、血液汚れから血流が悪くなる頭痛の方に対して、美腸セラピーで腸を元気にしてあげると、腸内環境が改善され、血液中に汚れを取り込みにくくなることで、血流が良くなり、頭痛の軽減につながります。

2)腸内ガスによる脳の酸欠で起こる頭痛
このタイプの方は、普段からお腹の張りにも悩んでいる人が多く、どの頭痛薬でも痛みが取れず、さらにお腹の張りをよく感じる人なら、腸内ガスが原因である可能性が高いと言えます。
この様な腸も、美腸セラピーで、腸壁の代謝が促されることで、腸管壁に浸み込んだ汚れも排泄され、腸内ガスが軽減して頭痛も消えていくことに繋がります。

3)セロトニン低下からくる片頭痛
セロトニンは腸で作られるため、腸の弱りを感じる人ほど、セロトニン不足からくる片頭痛にも悩まされています。合わせてもつ症状としては、「低体温」「不眠」「食欲の過剰または過少」等があり、それらの組み合わせから、こちらの原因と推察することが出来ます。
そしてセロトニンは腸で作られるため、美腸セラピーで腸が元気になると、セロトニン濃度も上がって片頭痛も出てきにくくなります。また、精神的なバランスを乱している方にも、腸からのサポートで、様々な不快少々を軽減することが出来ます。

 

筆者  美腸セラピー 松下先生

美腸セラピースクール
NPO法人健康増進技術協会 理事長
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2020年03月01日