22:認知症を予防する方法

介護を受けることになった原因1~3位

高齢化社会とも言われる現代の日本。平均寿命は2017年で女性が87歳、男性が81歳でしたが、健康寿命はそこから-10歳くらいで、この差の10年間に多くの方が介護等の補助を受けながら過ごされているわけです。

でも皆さん本当は寝たきりや介護を受けながらの生活を過ごすより、「ピンピンコロリ」が良いと言われます。では少しでも長く元気に過ごすためにはどうしたら良いのでしょうか?

介護を受けることになった原因を調べてみると、第一位は「認知症」で、第二位が「脳卒中」、第三位が「衰弱」でした。(平成28年度国民生活基礎調査より) だから本日は、元気に過ごせる時間が少しでも長くなるように「認知症の予防」についてお話したいと思います。

 

認知症を予防する3つの方法

笑う・褒めるで予防する
認知症の予防方法については様々な研究がなされている中、興味深い方法が「毎日笑うと認知症の予防に繋がる」というもの。 ある機関の調査によると「毎日笑う人」と「ほとんど笑わない人」を比較すると、認知症の発症率に二倍以上の開きが出たようです。
つまり、毎日笑って過ごせば、それだけで元気になれるってことですよね。 さらに「お互いに褒めあうこと」も認知症予防になるそうで、褒める方も褒められる方も、ドーパミンが分泌されて、脳神経細胞も活性化されるとのことでした。なんとも素晴らしい予防方法ですね。
しっかり食べて予防する
また、認知症予防は食事からも可能で、特にお野菜やお魚、オリーブオイル(植物性オイル)が良いと言われています。お野菜をたっぷり摂ってお腹の中を掃除できれば、血液中に取り込む汚れも減らせるので、脳卒中予防にもなりますね。
また、青魚に含まれるオメガ3(脂肪酸)は、アルツハイマーの原因物質そのものを抑制する働きがあるそうで、「青魚を週1回以上食べると記憶力や認知機能が向上した」という研究結果も出ています。 食べ物を見直すだけで予防に繋がるなら、早速今夜からお魚を食べちゃいましょう!
腸を元気にして予防する
認知症の半数を占めるアルツハイマー型認知症はアセチルコリの減少が原因の1つだと言われていて、脳梗塞後の治療薬にも使われたりするのですが、この「アセチルコリン」は消化器系の働きを促すという役割もしています。 つまり、脳の活性と消化管の活性には同系のホルモンが関与している、ということになります。
実際、当サロンでも、直接的なやり取りが難しくご家族の方の付き添われてお越しになる方もいますが、腸が元気になるにつれ、記憶が戻ってきたり、受け答えがシッカリしてくるなど、第二の脳と言われる腸をケアすることも認知症の予防に繋がると言えます。

 

まとめ

認知症を予防する3つの方法、いかがだったでしょうか。とくに高齢の方はマグネシウム系の便秘薬を飲まれている方が多く、お薬の影響で食事を食べてもキチンと消化吸収されなくて、頭に栄養が回らず、体もどんどん弱っていく方も少なくありません。

そのような状態の方が美腸セラピーで、便秘薬を飲まなくてもよくなって食事も沢山たべられるようになってくると、体力を取り戻していくだけでなく、頭までシャキッとしてきて、受け答え方も変わってきます。

介護はご本人もご家族も本当に大変だと思います。美腸セラピーで腸を元気にして、お薬に頼らない生活を取り戻し、自分で何でも出来る体を少しでも長く維持していきましょう!

 

筆者  美腸セラピー 松下先生

美腸セラピースクール
NPO法人健康増進技術協会 理事長
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2020年01月04日