便秘や下痢は症状が同じように見えていても腸の状態や原因は様々です。それを一律に「便秘には○○が良い」なんてことは言えません。美腸セラピーは、人それぞれに違う腸への負担を観察して、お客様と一緒に原因から改善をおこなっていきます。
本当に酷い便秘・下剤依存
一般的な便秘(機能性)は、弛緩性・習慣性・痙攣性の3つに分類できますが、その全てに共通しているのが「腸の弱り」です。その弱りを無視して、ただ便を出すだけの対処(お薬等)を続けていると腸は弱りは複雑化して、便秘専門の病院ですらお手上げの複合型便秘に至ります。そんな酷い便秘(下剤依存)の人も自分の便秘タイプに合わせてケアすれば自然排便を取り戻せます。
便秘タイプで異なるケア方法
●弛緩性便秘
腸の弱りが影響している便秘で、妊娠経験者や高齢、内臓下垂の方に多く見られます。美腸セラピーの施術で弱った腸を鍛えていきながら、普段の生活で腸を弱らせている生活習慣を見つけたり、消化の良い食生活に変えていくことで改善していきます。
●習慣性便秘
トイレのタイミングを逃しがちな方に多い便秘で、下剤の長期使用でさらに酷くなります。施術で腸の感受性を取り戻していきながら便の性状を整える食の提案もおこない、腸の状態をみて下剤を抜いていき、便意の自己誘導などのアプローチで自然排便を取り戻していきます。
●痙攣性便秘
過敏性腸症候群の1つと言われる便秘で、心と腸の距離が近い方に多くみられます。心の緊張(集中)状態が腸を弱らせ硬くするので、美腸セラピーで腸から心と体の緊張を緩めていくと同時に、ストレスコントロール等の提案で腸への影響そのものも軽減していきます。
慢性的な下痢 ・トイレが近い
便さえ出せば「腸は元気」と勘違いしている人も多くいます。それなら下痢の人は皆元気のはずでが実際は、ガス張りや頭痛、生理痛、肌荒れ、慢性疲労など色々な不調を抱えています。そんな方へ美腸セラピーをおこなうと、「体質だから」と諦めていた慢性下痢(過敏性・下剤依存含む)も軽減していき、トイレを気にする毎日から卒業していくことが出来ます。
お腹が張る、音が鳴って恥ずかしい
便は出しているのに、お腹の張りが苦しい、授業中や仕事中にお腹からオナラのような音が出て恥ずかしい、という人は腸の弱りから腸壁に汚れが残りやすいため腐敗ガスがたくさん発生しています。この腐敗ガスは原因不明の頭痛や吐き気、めまいも引き起こしますが、美腸セラピーは腸を鍛えて腸壁の新陳代謝を促進するので、この腐敗ガスの発生そのものを抑えることが出来ます。