毎日の排便があっても、腸内が綺麗とは限りません。隠れ便秘や、慢性下痢、お腹の張り等があれば、腸内に汚れもビッシリ。それが血液を汚して様々な不快症状を招きますので、「ただ出すだけ」ではない美腸セラピーの技術で本気の腸ケアを始めましょう。
冷え性(末端型・下半身型)
末端型や下半身型の冷え性は血流の悪さが1番の原因です。そもそも熱を作るのは筋肉の多い胴体部分ですが、腸が弱っていると腸壁から血液中へ汚れが入り血流は悪くなるため、いくら胴体で熱を作っても、末端へ効率よく送れなくなるので「末端型」や「下半身型」の冷え性となります。十分な筋肉はあるのに冷え性で悩んでいる人は美腸セラピーで弱った腸を元気にしましょう。(注意:誤った刺激や下剤で便を出しても腸は元気になりません)
低体温(中心型・全身型)
腸の弱りから栄養の吸収が低下してたり、食事制限のみのダイエットや下剤依存の人は、発熱に必要な筋肉量が少なかったり、発熱するためのエネルギーそのものが足りていないため、低体温症を招きます。また、腸が弱るとセロトニンも減少するので体温コントロールが乱れて低体温症になる人もいます。冷え対策で体を温めるのも良いですが、根本から改善したいなら、腸を鍛えて、栄養の吸収効率を上げたり、セロトニンを増加させることが有効です。
酷いムクミ ・下半身太り
ムクミは「リンパ液の滞り」と言われていますが、リンパ液の元は血液なので、冷え性と同様に腸が弱って血液に汚れが増えるとリンパの流れが悪くなりムクミます。また、血液汚れは引力で下半身に溜まりやすいので、若い頃からの人だけでなく産後等に下半身が太くなって戻らない人も、リンパに汚れを取り込まない体を美腸セラピーで作っていきましょう。
慢性頭痛・肩こり
ずっと頭痛や肩こりで悩んでいる人は普段から血行が悪いので、美腸セラピーで血液への汚れを減らしてあげると、頭痛や肩こり、腰痛まで軽減してくる人が多いです。また頭痛は腸内ガスやセロトニン低下が原因でも起こりますが、それらは全て腸から改善していけます。ただし「便を出す=腸が元気」ではないので、「便が出たらOK」と思っているサロンにはご注意ください。