腸が弱ると、どれだけ食物に気を付けても、腸壁に染みこんだ汚れも栄養と一緒に吸収してしまい血液を汚し、肌荒れや皮ふの老化を進めます。逆に肌荒れやアトピーの方でも腸内環境を整えることで、症状が消えたり軽減することに繋がります。
肌荒れ・汗でも肌がかぶれる
便秘になるとニキビが増えたり、肌が荒れる人もいますが、それは「肌は内臓の鏡」と言われるほど内臓(腸)の弱りが肌に出やすいからです。便秘や下痢ではない人も、食事やアルコールの負担が続いたり、元々腸が弱い・加齢によって弱ってくると、腸から取り込まれた汚れによって肌荒れ(ニキビ等)や汗カブレが出てきます。肌荒れ・汗カブレが続く方は腸内腐敗が常習化している可能性あり!美腸セラピーで腸からキレイにしていきましょう。
アトピー肌から卒業したい
アトピー性皮膚炎も全てが「アレルギー反応」によるものではありません。当サロンへ来られる方の殆どが腸の「詰まり点」が原因です。詰まり点とは先天的なものやストレス等の環境的なもの、手術などの器質的なもので出来ますが、その部分の腸が細くなり、そこへ内容物が溜まり腐敗することで血液中へ膨大な汚れが流入して、その汚れが肌の外へ出てきた時に偽アレルギー型のアトピーとなります。血液汚れを招く「詰まり点」を見つけて流していければ症状は改善していきます。
シミがどんどん増えてくる
紫外線でシミが出来やすくなる、ということは周知の事実ですが、紫外線に反応しやすくなる原因は肝臓の弱りです。肝臓はアルコールの分解だけではなく、腸から吸収された栄養や汚れを分解、合成、濾過する重要な働きを持っています。そんな肝臓へ腸から毎日多量の汚れが流れると、次第に肝臓も弱って汚れを濾過しきれずに流してしまって、その汚れに紫外線が反応して色素沈着(シミ)が出来るので、腸から肝臓への負担を減らし、シミが出来にくい肌にしていきましょう。
過剰に老けてきた・肌が硬い
腸が弱ると血液も汚れ、肌荒れや乾燥だけでなく、肌細胞への栄養の供給も滞るため、肌代謝が著しく低下します。また、無理なダイエットで栄養そのものが入ってこない人や、下剤を継続的に使って栄養を吸収出来なくなっている人も、当然お肌の代謝が悪くなり、老化がすすむことになります。いつまでもキレイで若々しくいたいなら、キチンと食べることも大切。いくら化粧品を肌から塗り込んでも肌細胞が代謝するための栄養は届きません。お肌のことを本気で考えるなら、食べ物のこと、それを吸収する腸のことから考えてくださいね。
乾燥肌で脂性・白い粉が出る
乾燥肌と脂性はセットのようなもの。便秘の人なら血液汚れによる血行の悪さ、下痢の人は水分吸収効率の悪さから、末端の肌へ水分を安定的に供給することが難しくなるからです。しかし、うるおいは肌を守るという大切な働きがあるので、少ない水分しか供給されないと、汗の代わりに乾燥しにくい脂を放出して肌を守ろうとするのです。また年齢とともに脂も出にくくなってくると、今度は乾燥からシワも出来やすくなってきます。肌が乾燥しやすい人は外側ケアだけでなく、美腸セラピーで中からも保湿していきましょう。